【メニュー紹介 マトンビリヤニ】

4話にわたり、ジョニーこだわりのビリヤニを詳しく説明しています。第2話は「マトンビリヤニ」

実は、ジョニーのビリヤニ創業時はマトンではなく、仔羊(ラム)を使用していました。20201月に、東京でビリヤニハウスというシェアハウスを経営しているかつてのビリヤニ仲間とマトンビリヤニを共同制作した際に、改めてマトンのおいしさに気づき、マトンを使うことにしました。

使用するお肉は変わりましたが、調理方法へのこだわりは変わりません。

「如何にして最高の状態のマトンにするか」

最高のビリヤニを作るにはまずベースとなるカレーが最高でなければならないので、そのカレーのマトンも最高の状態である必要があります。

最高の状態のマトンとは、「臭みがなく、肉の旨味だけが残った、硬すぎず柔らかすぎない」状態を指します。圧力なべを使わずじっくりコトコトとマトンを煮込むことでこれを実現し、チキンビリヤニよりもトマトとスパイスを強調して最高のマトンカレーができました。

そのマトンカレーに、ビリヤニに最も適した最高級のバスマティライスを絶妙な茹で加減で重ね、現地から取り寄せた重厚なアルミ鍋で蒸し上げることでビリヤニが完成する。

香料を使用していないので、カレーとバスマティライス本来の香りが活きている。

また、お米に着色せず、自然にカレーからお米に移った色でまばらなビリヤニとなる。

もちろんこのままでもおいしいのだが、トッピングに当店自慢のフライドオニオンをはじめ、パクチー、赤玉ネギ、レモンを添えるとジョニーのチキンビリヤニが完成する。

一口食べればわかる、圧倒的な違い。弾力のあるふわふわ、ぱらぱらなバスマティライス。やわらかくほどけるような鶏肉。カレーの染みたお米から香るスパイス。

さあ、めしあがれ。こちら